更新日:2023年01月15日
こんにちは、あるくです
今日は、仕事をする上でも、人間関係を構築する上でも
非常に大事なスキル
「質問する力」についてご案内していきます。
普段、こんなことで困ったことありませんか?
・なにを話せばよいのだろう・・・
・気の利いた質問をしてみたい
・場を盛り上げたい
この記事では、上記のような悩みを
解決するヒントになるように
質問する上での大事なことを10つに絞ってまとめてみました。
✅この記事の信憑性
ぼく自身
会社での仕事やプライベートでの失敗を通して
質問についてのスキルを学んできました。
実は、副業での「バーでの接客」が一番鍛えられました。
今まで、3千人以上は接客してきたと思います
日々、初めての人との会話、仲良くなった人との会話
なにを話せばよいのか、盛り上がるのか、話さなほうがよいのか
実践を積んできました。
振りかえると、失敗ばかりです。
今回は、そんな僕の失敗談から得たコツをまとめております。
ぜひ、参考にしてみてください。
質問する上で大事な10つのこと
①(会話している)相手に意識を向ける
話をしている際は、自分に意識を向けるのではなく
相手に意識を向けるようにしましょう。
「次にはこの質問をしよう」などの
相手の話を聴くことなく、自分の中での次の質問の準備をしていると
大事な話の要点を逃してしまい、効果的な質問も結果としてできません。
相手の話を聴くことで、いい質問ができるようになります。
②質問は1つ、シンプルに
質問とは、コミュニケーションの一つです。
相手に伝わらないと意味がないですので
内容は一つ、わかりやすく、答えやすくを意識しましょう
③相手の話をよく聴く
耳を使ってきくことは3種類あります。
2,聴く 耳を傾ける聴き方
3,訊く 知りたいことを尋ねる
質問する上では2の「聴く」ことが非常に大事になります。
単に言葉尻りをとらえるのではなく
相手の気持ちや背景まで理解して
分かち合えることを意識してください
④相手が答えたい、自分がしたい質問を使い分ける
時と場合によって
以下のマトリックスで質問を使い分けるように
意識するようにしてみましょう
会話が盛り上がってきたら、Aの質問を混ぜていってみましょう。
逆にCの質問はしないように気を付けましょう。
お互いに意味がないです。
⑤質問からの答えに対してさらに掘り下げる
会話が弾むきっかけ、建設的な議論のきっかけになるので
質問からの答えに対して、詳細を知りたくなった事、気になったことを質問してみましょう
⑥肯定する、共感する言葉をつける
質問した際には、相手に(気持ちよく)応じてもらう必要があります。
気持ちよく応じてもらいには、相手を承認するのが良いでしょう。
承認は英語でacknowledgmentです。
acknowledgment:承認、同意、感謝
英辞郎より
相手が答えたくなるような一言を意識して取り入れましょう
「~についておっしゃるとおりだと思います」
「~について詳しいですね」
⑦オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンを使い分ける
会話には流れが必要です。
流れとは、早い時も遅い時も必要です。
話を深堀したい、時間をとりたいときなどは
テンポよくいきたいときは
はいやいいえで答えられる、あまり考えずに回答できる
場面に応じて使い分けをしましょう
⑧スケーリングクエスチョン
相手が答えずらい時は
程度を表現して、質問をし直すと答えやすい場合があります。
スケーリングクエスチョンといいます。
数値をすることで
自分と相手のなかで漠然としたイメージをより
具現化していくことがポイントとなります。
部下:「まあまあです」
上司:「まあまあとは、完了を100としたら、いまはどのくらいですか?」
部下:「70くらいまでは来ております」
上司:「残りの30の部分を教えてもらえますか?」
部下:「実は・・・・・・・・・・・・」
⑨会話に困ったら・・・
会話に困ったらこのフレーズ
相手の話を受けた時が前提となりますが
答えに対して上記の質問をしてみてください。
人には、「自分の話を聞いてほしい」という欲求があります。
そして、自分に興味を持ってもらえると、うれしいものです。
⑩魔法の言葉
相手と仲良くなってしまえば、そもそも質問スキルはそこまで
必要がなくなります。(共通の話題も増えてくるので)
では、どうやって仲良くなるか
人との距離を縮められるかですが
ぼくはあなたに興味がありますということを伝えることです。
もちろん、直接そのようなことを伝えると、ちょっと気持ち悪い人と思われるので
おススメはしませんが、会話の中で、気持ちを織り込んでいく事は可能となります。
質問には、大きく分けて2つの種類があります。
・モノについて
大事なのは
モノではなく、人についての質問をしていくことです。
例でいいます。
ここで、「モノについて」の質問だと
自分:「へ~いいね、どこの動物園行ったの?」等になります。
しかし、ここで、その人に興味がある人が、「人について」質問すると
自分:「仕事で忙しいのが続いていたのに、日曜日家族サービスしたんだ!大変だったでしょ?」
となり、一方では、どこの動物園かの話になり
これでは、誰でも話せるありきたりな展開です。
一方では、大変だったのに、日曜日家族サービスしてきたの話になり、
自分の状況を分かってくれていると共感の気持ちも伝わり
話の展開はずいぶんと変わってくると思います。
質問するときは、モノではなく、目の前の人のことについてを
忘れないように意識してみてください
さいごに
今回は質問する上で大事なことを
10に絞ってまとめてみました。
質問力をあげるためには
普段の会話から意識をして知識を使っていく事です。
インプットよりアウトプットです。
失敗して失敗してです。
それでは、また会いましょう!!
「質問する力」こそが、人生やビジネスにとって最大の武器になる。
大前研一